上田 洸太朗(うえだ・こうたろう)

2002年9月6日生まれ。富山県西礪波郡福岡町(現:高岡市)出身。左投げ左打ち。身長184cm、体重95kg。身体がかなり柔らかく、背中側で両肘をくっつけることができる。子供の頃からプロ野球選手になることが目標だった。

長身とどっしりとした体格が特徴。最速143km/hとスピードは無いものの、低めにボールを集めることができる。変化球はスライダーが武器でその他にカットボール、カーブ、チェンジアップを投じる。

高岡市立福岡小学校3年時に福岡ヤングホークスで野球を始める。

高岡市立福岡中学校時代は元千葉ロッテマリーンズの干場崇永が監督を務める高岡ボーイズでプレー。2017年の世界少年野球大会では日本代表に選出されて世界一を経験した。

高校は地元を離れて愛知県の享栄高等学校へ進学。同校では1年夏からベンチ入りし、2年秋よりエースとして活躍。冬には愛知県高校野球選抜チームの台湾遠征メンバーに選出された。また、3年春には第92回選抜高等学校野球大会に出場予定であった大阪桐蔭高等学校との練習試合で4安打完封。3年夏の愛知県高校野球大会では初戦の名古屋大谷高等学校戦で先発し7回4安打1失点(自責0)11奪三振の活躍を見せるも、3回戦の愛知産業大学工業高等学校戦では6回に崩れ、敗退した。その後は8月に開催されたプロ志望高校生合同練習会で後にドラフト会議で共に指名される福島章太らを相手に登板。打者5人に対して1被安打2奪三振無四球の結果を残した。

2020年のNPBドラフト会議で中日ドラゴンズから育成2位指名を受け、支度金200万円、年俸300万円で契約。背番号は203。

プロ入り1年目となる2021年は二軍戦12試合に登板。11回1/3を投げて7奪三振で1勝0敗、防御率0.79をマークした。また、オフに行われたみやざきフェニックスリーグでは3試合に登板。3試合目には先発マウンドも経験し、5回2失点にまとめている。オフには現状維持の年俸300万円で契約を更改している。

2022年は春季キャンプから一軍に抜擢されると、シーズン開幕後も5月6日までに二軍戦5試合に登板して1勝0敗、防御率2.59をマーク。すると5月7日に支配下登録されることが発表された。背番号は67。

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