水野 達稀(みずの・たつき)

2000年7月30日生まれ。香川県丸亀市出身。右投げ左打ち。身長171cm、体重75kg。JR四国時代は宇多津駅に駅員として勤務していた。父、祖父共に丸亀城西の前身である丸亀商野球部のOB。理想の選手は守備で源田壮亮、打撃で亀井善行を挙げている。

身長171cmと小柄ながら広角に打ち分ける高校通算27本のパンチ力ある打撃と広い守備範囲、正確な送球が魅力。脚力も50m、6秒0をマークする。

丸亀市立南中学校では同校の軟式野球部に所属。遊撃手としてプレーしていた。

高校は丸亀城西高等学校に進学。同校では1年秋からベンチ入りし、3番遊撃として出場。3年時の第100回全国高等学校野球選手権大会・香川大会ではリードオフマンを務め、決勝の高松高校戦では逆転となる左中間三塁打を放って13年ぶり5回目となる同校の夏の甲子園出場に貢献。甲子園では1回戦で日南学園と対戦し、1番遊撃手で先発出場するも4打数無安打に終わった。高校通算27本塁打。プロ志望届は提出しなかった。

高校卒業後は「3年でのプロ入り」を目指してJR四国へ入社。1年目から遊撃の定位置を掴み、第90回都市対抗野球大会の三菱重工神戸・高砂戦では2000年以降生まれの選手で初となる本塁打を放った。また、2年目の都市対抗では四国銀行の補強選手として出場。2回戦のパナソニック戦では決勝の二塁打を含む3安打を記録している。3年目の第46回社会人野球日本選手権大会では初戦の三菱重工West戦で9回にサヨナラ本塁打を記録し、大会優秀選手(遊撃手部門)に選出された。

2021年度のNPBドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから3巡目で指名され、契約金5,000万円、年俸900万円で契約。背番号は43。

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