竹山日向(たけやま・ひゅうが)

2003年11月2日生まれ。愛知県名古屋市出身。右投げ右打ち。身長182cm、体重84kg。高校入学時は体重62kgだったが、母親の手作りする弁当や麺類、餅など1日8食を食べ、22kgの体重増に成功した。

セットからゆったりとしたフォームで球質の重いストレートを投じる。やや上半身に頼ったフォーム。変化球はスライダーやツーシーム、カットボール、スプリットなども投じるが、試合ではほぼカーブしか投げず、コントロールにはばらつきがある。

名古屋市立西城小学校4年時にビスタベースボールクラブで野球を始める。

守山中学校では軟式野球の愛知中央クラブに所属し、投手としてプレー。当時の最速は139km/hだった。

高校は享栄高校に進学。同校では軟式から硬式にボールが変わったことで最初は適応に苦労するも、2年秋から背番号10としてベンチ入り。すると秋季愛知県大会初戦の愛知高校戦でリリーフとして登板し、147km/hをマークしている。また、3年生時の3月に行われた市和歌山との練習試合では、7回を1失点に抑え、小園健太との投げ合いを制している。春季県大会では背番号1としてチームをけん引し、チームの準優勝に貢献した。ただ、夏の選手権予選では背番号10に。それでも準々決勝の大同戦で自己最速を更新する151km/hをマーク。連投で迎えた決勝の愛工大名電戦では先発として登板するも、4回1/3を4失点で敗戦した。高校時代の最速は153km/h。

2021年度のNPBドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから5巡目指名を受け、契約金2,500万円、年俸500万円で契約。背番号は62。

プロ入り1年目となる2022年はイースタンリーグで5試合に登板。10.0回を投げて5奪三振、9与四球とコントロールは安定せず、WHIP1.80で防御率5.40だった。それでも10月2日に行われた対阪神タイガース25回戦(阪神甲子園球場)では8回裏に2番手で救援登板し、プロ入り初登板を記録。1回を被安打0で1三振を奪い、無失点に抑えた。

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